安倍元総理が無くなられてから、諸外国の首脳が哀悼の意をささげています。
今回はベトナムのファム・ミン・チン首相が11日に同国の日本大使公邸を弔問されたという事で、チン首相(ベトナム)と日本との関係について調べてみました。
チン首相はどういう人?
まずチン首相のプロフィールから見てみましょう
お名前 | ファム・ミン・チン |
生年月日 | 1958年12月10日(63歳) |
経 歴 | 出身校はハノイ大学 建設学士号と法学博士号、准教授である。 1986年12月25日(28歳)でベトナム共産党に入党 2021年4月5日よりベトナムの首相を務める ベトナム人民公安の中将でもある |
2017年に安倍さんと握手している写真がありますが、この時はまだ首相ではありませんでした。
チン首相は越日友好議員連盟の会長という肩書もあることから、非常に親日の方であることがうかがえます。
ベトナムと日本の友好関係は、安倍さんが大きく貢献されたようです
安倍元総理とベトナムはどのように友好関係を作った?
第一次安倍政権(2006年)の頃はグエン・タン・ズン前首相とともに「アジアの平和と繁栄のための戦略的なパートナーシップに向けて」という共同声明を発表しています。
この流れから日本はベトナムにとっての政府開発援助(ODA)の最大の支援国となりました。
ベトナムから見ると、日本は世界3番目の観光パートナー国であり、世界4番目の貿易相手国となりました。
安全保障問題でも日本はベトナムに対して巡視船6隻を有するための資金協力をしています。
お金を出すだけじゃなく、重要な同盟国であることを確認するようなシーンもあります
安倍さんは日本で開催されたG7に歴史上はじめてベトナムを招いたり、様々なベトナムの首脳たちを日本へ迎え入れるなど、多くの親交を深めていました。
ベトナム人の外国人労働者の受け入れを増やす政策も導入し、多くのベトナム人が貧困から抜け出すきっかけを得ることにもなりました。
安倍さんはベトナムとの友好関係は非常に重視されており第二次安倍内閣の7年8か月の間に4回ベトナムを公式訪問しています。
時間をかけて友好関係を築いていったのね
総理を辞任される時もベトナム国民から辞任を惜しむ声もかなりあったそうです。
チン首相の来日予定は?
前回の訪問が2021年の11月でした。
日本からは岸田首相が2022年5月にベトナムを訪問しています。
ほんのちょっと前なのでしばらくないかも……
訪日予定を調べてみましたが、決定づけるような情報はありませんでした。
まとめ
私自身、ベトナム人の友人が日本で働いていたりするので安倍さんがベトナムとの同盟を深くしていってくれたことを肌で感じています。
ベトナムの方にとっても、今回の訃報は悲しいことだと思います
最後に、ベトナム人が安倍さんを愛してくれていたことがわかる画像をツイッターで見つけましたので紹介して終わりにしたいと思います。
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