朝起き会は全国に400万人の会員を抱え、安倍さんを殺害した山上容疑者の母親も当時通っており、それによって父親の精神が参ってしまったと言われています。
これだけの数が所属する団体はなかなかありません。ふと周りを見渡すと、実は朝起き会にかかわりのある主婦の方というのは多いです。
別の記事にも書いていますが、うちの母も数十年前から熱心な会員です
私はそんな熱心な朝起き会会員の子供として育っていたわけですが、全くトラブルがなかったかというと
そういえば、あれは朝起き会によるトラブルだったんだな
というのも含め、母親に質問していくことが見えてきたお金の問題など結構たくさんでてきました。
本記事は、お母さんが朝起き会に参加している方には心得ていて欲しい点をまとめた記事です。
幸い、うちの家庭は崩壊には至っていませんが気づけば問題になっていたことはたくさんありました。
決定的にやばい状態になることは避けなければいけないので、もし放置されているのであれば今回ご紹介する点だけはヒアリングしたり、現状把握しておかれることをお勧めします。
毎月の支払いは「自分の会費」だけか
朝起き会(実践倫理宏正会)には、霊感商法やお布施のようなあからさまな献金はありません。
会費も年会費2,000円だけです。
しかし、自分の会費だけでなく勝手に名義を借りて
- 家族全員
- 近所の知り合い
- 親戚一同
を形だけ入会させて、会費を肩代わりしている可能性があります。
名義を使われている側は、何も届かないので気づかないようです。
もしすでにそのような状態である場合、毎月数万円の会費を払っている可能性があります。
しかし、支払っている本人は善い行いをしていると思っている(寄付的な感覚)ため、頭から否定しないようにしてください。
会報誌の倫風を捨てるほど買っていないか
毎月発刊されるこの倫風は200円という安さですが、朝起き会の会員はこれを毎月10冊以上買うのが普通になっています。
理由は、非会員に配るため。
我が家でも45冊/月も買っていたことが分かったので、100冊以上買っている家庭もあると思います。
100冊となると、月に2万円の出費となるのでかなり大きな出費になっています。毎月配っているのならまだ良い(?)ですが、捨てることになっていないかは確認が必要です。
断っているのに勧誘している・倫風を渡している
配っているならまだ良いと書きましたが、配り方にも問題があるケースがあります。
うちのケースで言うなら、親戚の住所に勝手に倫風を送ってトラブルになりました
比較的仲良しな親戚なので、表向きは否定するようなことはしませんが内心「あの新興宗教みたいなのやめたらいいのに」と思ってると思います。
そんなご家庭に許可もなく倫風を郵送して「読んでください」みたいにしたので、先方が送り返してきたのです。
これに腹を立てたのはうちの母でした。
「せっかくあげたのに、読まずに送り返すなんて非常識」
と、自分勝手な意見を言い始めたのです。
これから、若干その親戚との関係は冷えたように思います。もしかすると、僕の知らない親戚・友人宅に強制的に渡しているものが未だにあるのかもしれません。
家族を放置して参加
朝起き会は毎朝5時に行われていて、熱心な会員さんはほとんど休むことありません。
むしろ、普通なら休むべき日にも行ってしまう事もあります
後から父に聞いた話ですが、僕が小学生くらいの時。僕が高熱を出して寝込んでいた日も母は朝起き会に参加していたらしいのです。
常識的な考えができるのであれば、寝込んでいる子供をほかの家族に何の説明もなく放置して朝起きの活動に向かうことは少しずれているように感じますよね。
これには父が激怒して、激しい喧嘩になったようです。
このように朝起き会に参加をすることが家族を大切にすることであると信じちゃっている状態になると周りの常識とずれてきてしまう事があるので、注意が必要です。
まとめ
うちの母は大丈夫
と思っていた僕ですが、深堀してみると母と朝起き会の関りについていろいろと問題が見えてきました。
念押ししておきますと、否定的なことを書いてきましたが、実践倫理宏正会の教えは真っ当な教えが多いです。
なので会自体を否定することはしませんが、往々にして心の弱い・客観性が弱い人は今回のようなトラブルになりがちであるというのも正直な感想です。
会員さんにはしっかりした人もいるでしょう。しかし、その人たちがすべての会員さんに対して、家族に迷惑をかけない在り方をしているかどうかを配慮できない以上、家族である我々が多少なりとも把握しておいた方が良いと思います。
自分を客観的に見れない状態で、新興宗教にはまってしまうと今回のようなトラブルを起こしかねません。これは会の問題というよりも、客観的に自分を見れない人に起こりうる問題と思います。
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