少年刑務所という言葉を聞いたことがあると思います。
文字通り少年が入る刑務所であるということなのですが疑問が一つ浮かびます。
少年犯罪は少年院じゃないの?
少年院へ入る人と少年刑務所へ入る人はちゃんと分けられているみたい
今回はその疑問と、少年刑務所の生活がどんなものなのか調べてみました!
少年刑務所と少年院の違い
少年刑務所は少年院に入る人よりも重い罪を犯したケースであると考えられます。
その理由は、少年刑務所に入る場合は前科がつくからです。
少年院とは
少年院は原則14~20歳までの少年少女が入るところですが、刑罰ではありません。
更生施設(教育)であるため、生活内容は作業(仕事)ではなく規則正しい生活と最低限の授業のようなイメージです。
少年刑務所とは
少年刑務所は原則16~20歳の少年少女が、刑罰を受けるための施設です。
こちらは矯正施設ではなく、刑罰を受けることを目的とした施設であるため少年院の生活様式と少し異なります。
一番は刑務作業があることです。
しかし、スケジュールを比べてみると少年刑務所の方が自由時間は多いように感じます。
起きる時間もゆっくりだし、夜の自由時間も長いね。
いじめについて
行動が制限されていると言っても、ほとんどが未成年の若い人たちなのでいじめはあるようです。むしろ通常の刑務所よりも、チンピラみたいな人が多いのでいじめは陰湿だとも言います。
実際に少年院や少年刑務所を出所した方がいじめの内容を公表されているので一部ご紹介します。
水飲み
やかんに入れた水をひたすら飲まされるそうです。吐いてもやめないそうです。
ひっつき
トイレ用のブラシで歯を磨かされたり、虫を食べさせられたりしたそうです。
自由時間も私語禁止
新入りは本当に必要なこと以外しゃべってはいけないという事もあるそうです。
まとめ
若年層の犯罪をどう裁くかというのはまだまだ大きな課題があります。
しかし、少年とはいえ殺人などの重罪を犯した人を年齢的に刑罰を受けさせないというのも遺族にとってみれば納得しがたいものです。
このあたりの法整備は今後も議論が続いていくことでしょう。
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