侮辱罪ってどこからが罪？罰則のビフォーアフターも紹介！

こんにちは、さとしです

侮辱罪って聞いたことありますか？常日頃誰かに侮辱されたり侮辱したりしてる僕ですが、改めてその罪がどういうものなのか考えたことがないです。

というのも、昨今SNSを中心とするネットでの誹謗中傷で、自殺などに発展するケースもあり侮辱罪そのものを厳罰化することに至っています。

じゃあ、どのレベルからが罪に問われるのでしょうか。

厳罰化になってどう変わるかも紹介していきたいと思います。

侮辱罪ってどんな罪？

誰もが見聞きできる公然の場所で人を侮辱することを言います。刑法第231条に定められた犯罪行為です。

簡単に言うと、密室の口喧嘩なら何言っても良いけれど、テレビの視聴者に向かって特定の人を馬鹿にするようなことが侮辱罪に当たると思われます

名誉棄損罪は刑法第230条に定められた、別の犯罪ですがかなり似ています。要約すると

ある人に関する事柄を摘示し、その人の社会的評価を低下させるおそれのある行為

となりますが、実際どちらの罪になるかの明確な区別は難しいです

例を挙げるなら

というように、事実かどうかはさておき、何か秘密をばらす行為は名誉棄損となります

ポイントは以下の３点です

Twitterで呟いたら罪ですが、ダイレクトメッセージはセーフみたいな感じです

「あなた本当に仕事が遅いわね！」

これは本当に他と比べて遅ければ、言い方が強くても侮辱には当たりにくいです。

これが事実と反する表現であれば、むしろ名誉棄損罪があたります。

「あなたなんか社会のお荷物よ、死ね」

当人の努力に関係ない、人格を否定する言葉はアウトです

誹謗中傷で、命を落としたり仕事を失ったり様々な問題が増えてきましたが、それらに警鐘を鳴らす一定の抑止力になると言われています。SNSが優しく丁寧な声であふれかえったら素敵ですよね。

批判を浴びせにくい雰囲気となって問題とされるのが政治の世界です。

国民としては、意にそぐわない政治家の批判ができにくくなる。それは権力者が長期政権に

なりやすいという怖さもあります。SNSの良さは簡単に世界に声を届けることでもあるので

ちょっとした批判でも、権力者が「逮捕」と言えてしまうような世界は恐ろしいですよね

拘留（30日未満の身体拘束）または科料（1万円未満）

1年以下の懲役・禁錮または30万円以下

まだ軽いんじゃない？という意見もあります。

3月8日に刑法改正の閣議決定が行われていますので、日時はまだ明確ではありませんが、ほぼほぼ決定事項ではありますので、SNSで様々な意見を交換する際、もしくはブログや動画で発信をする際はこれまで以上に相手に配慮した表現にしていきましょう！それでは！