SNSやメールなどを利用していると
「スパムかもしれません」みたいにセキュリティソフトが指摘したことありますよね。
なんとなくヤバイというのは分かるんですが
説明はできないかも……
なにかの略語かな?
という方向けに今回はちゃんとした意味と使い方を把握していきたいと思います。
スパム(SPAM)ってどういう意味?
スパムメールというと迷惑メール全般を指すことになりますが
「スパム」自身に迷惑という意味はありません。
実はこれはスラングです。正しい英語ではありません。
SPAMっていう英語が(迷惑)っていう意味と思ってた!
SPAMはハムの缶詰の商品名でしかありません
こんな逸話があります
ハムのSPAMのコマーシャルは「SPAMSPAMSPAM」と連呼するような内容でした。
あるレストランに来た客が料理を頼もうとしたらSPAMのコマーシャルが流れてきて
別の料理を頼もうとしたのに、結局SPAMを注文してしまった
SPAMによって意図しないことが起きてしまったのである
この事からスパムという言葉が迷惑メールの代名詞になったといいます
あのSPAMと迷惑メールのSPAMって関係あったんだ笑
どんなスパムがあるのか?
語源からも分かるように全てのスパムが詐欺的なメールとは限りません
一般企業が商品の広告を無差別に大量に流すような場合もスパムメールと言われます。
最近はメールソフトが勝手にゴミ箱に振り分けるね
海外からのメールは勝手にスパム扱いされちゃうことがありました。
実際に私に届いているスパムメールはこんな感じ
このように一般企業や常識ある人からするとどこかおかしい内容です。
メールだけでなくSNSでの迷惑行為はスパム行為と呼ばれるようになりました。
YouTubeなどへの迷惑コメントはスパムコメントと呼ばれます。
なぜスパム行為が行われるのか?
良識ある人であれば見破れると思いますが、残念ながらネットに疎い人は
とにかくクリックしてしまう事があります
わたしの母も届いたものはどんどんクリックして開いちゃうので怖いです
一般的にはいくつかの目的があります
- コンピュータウイルス感染
- 詐欺サイトへの誘導
- ID・パスワード・カード情報などを盗むため
- アカウントを乗っ取る
このように大きな被害につながる可能性も高いです。
簡単に誰でもネットにアクセスできる世の中ですが物騒な一面も
なかなか消えません。きちんとネット社会のセキュリティについても
理解を深めていきましょう。
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