QueerあるいはQIAという言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
LGBTQIA+というジェンダーに関する言葉です。
この言葉の意味について、短く解説していきたます。
注意:この記事ではすべての性自認を網羅できているわけではありませんのでご了承ください。
LGBTQIA+とはどういう言葉の意味なのか
それぞれの頭文字をウィキペディアの情報から拾ってみました。
- L:レズビアン(Lesbian)
- G:ゲイ(Gay)
- B:バイセクシュアル(Bisexual)
- T:トランスジェンダー(Transgender)
- Q:クィア・クエスチョニング(Queer・Questioning)
- I:インターセックス(Intersex)
- A:アセクシャル(Asexual)
+というのはその他を含むという意味合いを持ちます。
またLGBTQIA+以外にもLGBT+など様々な呼び方があるようです。
QIA(クィア)の意味
- Q:クィア・クエスチョニング(Queer・Questioning)
- I:インターセックス(Intersex)
- A:アセクシャル(Asexual)
この3つを包括した略語になります。
クィア(Queer)
とは19~20世紀まではセクシュアルマイノリティに対する差別用語でした。
QIAとQueerはたまたま日本読み的に発音が一緒ですので紛らわしいです
1990年代から、一部のセクシュアルマイノリティ―の人たちがあえて自分たちを示す言葉として過激的に使われるようになり広がったと言われています。
現代では自分の性が複雑である人の総称として使われます。
クエスチョニング(Questioning)
性的マイノリティの中で、自分の性についてまだ明確に定まっていない方の事です。
自分の性を説明するのが難しいという方はこれに当たります。
インターセックス(Intersex)
現在日本ではDSDという言い方が一般的ですが、Disorders of Sex Developmentの略です。
身体機能が部分的に多様な性発達をしていることを指します。重要なことは性自認の話とは全く違うことです。
DSDの方は、性自認に課題を抱えていない方多いのです。一般的な男性・女性であるという事です。
アセクシャル(Asexual)
性的な欲求を他者に示さない方の総称です。
この場合、恋愛感情と性的感情を分けて考えます。恋愛感情はあっても性行為とは結び付かないという事です。
バイとノンバイナリーとの違い
バイは性自認の問題というよりは、男性女性どちらにも性的感情を抱く方を指します。
ノンバイナリーとは自分自身が男性・女性という分類に当てはまらないと感じている方です。
クィアという言葉は新しいジェンダー用語なのでぜひ覚えておきましょう☆
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