こんにちは!
さっそくですが、Baasという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
金融関係のニュースで出てきたワードです
みずほは今後、Google Cloudを基盤とした新たなプラットフォームを構築。BaaS(Banking as a Service)やDigital Bankなど先進的な金融サービスの実現などを強化・拡充するとしている。 また、グーグル・クラウド・ジャパンが持つクラウドセキュリティのノウハウや開発プロセスを取り入れ、高速・高品質なシステムの開発やUI/UXの改善を図る他、同社のコンサルティングを受けて企業文化の変革を進めるという。
yahooニュースより引用
うっわぁああ、これ日本語?
みずほ銀行とグーグルさんが何か賢いことやってるくらいしか理解ができません。
そんなこんなで、Baasという言葉がどんな用語なのか調べてみました!
Baasの意味をわかりやすく解説
BaasはBank as a service の略語ですが、日本語訳すると「サービスとしての銀行」
というわかりにくさ。ちなみに
Blockchain as a Service(ブロックチェーン)
Backend as a Service(クラウドサービス、サーバー)
という意味でつかわれる事もあるそうです。今回はbankingとしてのBaasについてお話していこうと思います。
大丈夫、私は3歳児にも相対性理論を例えられる男です。
では1行でまとめ上げます。
銀行じゃないところが、銀行のような業務を使えるようにするサービスです
はい、次の疑問が聞こえてきました。
銀行のような業務って銀行があれば十分だよ。ってことですよね?
銀行業務の代表は、預かる(預金)貸す(ローン)です。
では一つの例を挙げてみましょう。
Baasのわかりやすい例え
ボーナスは来月だけど、来週彼女に指輪をプレゼントしたい!
ショッピングローン組むのもいいけど、与信審査に落ちたりする可能性があるし、金利も取られる。。。
その時、お店が一律の手数料で、お金を貸してくれたらいいですよね?
でもお金を貸すのは銀行としてのライセンスが必要で勝手にやることはできません。
そこで、銀行のサービスシステムだけを借りてくることができるのです。Baasによって!
有名なサービスで行きますと、ZOZOタウンのツケ払いですね!
お洋服屋さんに、一律の手数料で代金分のお金を貸してもらえて、2か月以内に払えばオッケー
お客さんはわざわざ銀行でショッピングローンを組んだりしなくて済みます。
しかし、実際にはお店が貸しているのではなくGMOペイメントサービス(銀行ではないですが、金融ライセンスのいる資金移動業者)がお金を貸しています。
Baasの実際の導入事例紹介
- アデランス(毛髪関連企業)
- 鎌倉シャツ(ビジネスシャツブランド)
- nijito(ヘアケア・スキンケアブランド)
まとめ
今回はBaasの一部分を紹介したような形になりましたが、少しはご理解いただけましたでしょうか?
概念的な考え方なので、結構幅広い解釈できる言葉ですが、銀行がふつうの銀行業務以外で、ビジネスに参入していく挑戦ともいわれていますので、今後も拡大していくサービス化と思います。
それでは!
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