こんにちは、さとしです。
明日で東日本大震災の発声から11年となります。今でも問題解決していない部分や復興に向けて取り組まれている部分があるとおもいますが、どのような課題があるか考えたことあるでしょうか?
もう終わった事件として振り返るのではなく、今でも苦しんでおられる被害者の方々を理解し、今からでも何か支援ができないかという意味で、改めて被害の状況や、現在の課題、支援の方法などをお伝えしたいと思います。
東日本大震災の被害状況
人的被害について
死亡者数 | 15,899人 |
行方不明者数 | 2,526人 |
重軽傷者 | 6,157人 |
避難者数 | 38,882人 |
人的被害に限ってお話しするとしたら、まだ2,526人が見つかっていません。定期的に警察などが協力して今でも創作活動をされているようですが、当然頻度は減っていきます。
もう見つからないんじゃないか・・・
という意見も聞こえてきそうですが、昨日このようなニュースが流れてきました
行方不明者の家族にとって、本当に感慨深いニュースだと思います。
このように、まだまだ家族の帰りを待つ被害者がたくさんいることが現実です。
農業的被害について
2兆4,426億円が、農林水産部門で出た被害と言われています(農水省発表)
多くの畑や田んぼにガレキが押し寄せただけでなく、海水が浸透してしまいました(塩害)その土壌で通常能農作物を育てるのは難しく、塩害に強い菜の花を代替として生産していくプロジェクトもありました。※津波塩害農地復興のための菜の花プロジェクト
毎年の降雨で、徐々に通常の田畑に戻ると言われていますが5-10年の話です。今でも完全には戻っていない畑はあるのかもしれません。
続く風評被害
福島県産牛肉の平均価格はキロ2,328円で、全国平均の2,545円に比べ8.5%(217円)安でした。放射性物質の残留をきにした消費者の動きがいまだに残っている。
米についても同じようなことがいまだにある。放射性物質の安全基準に達した田んぼで作られる米であっても、全国相場より安くなってしまっている。
これからでもできる支援は
東北産の農産物を積極的に使うという事は当然重要であるがもっと直接的な支援は今でも存在しますので、いくつかご紹介します
まとめ
11年前から、世の中はどんどん新しいニュースが入ってきて、私たちの心配事が多角化してしまいました。コロナ・戦争・などなど・・・
それと並行して、震災への配慮やニュースというのも時間とともに無くなっていきました。しかし、震災の現場ではまだまだ続いているという事を思い起こさせてくれる日が3.11になるのかなと思いました。少しでも3.11の復興に皆さんのエネルギーが向けばと思います!それでは!
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