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寄生獣の田村玲子の名言!生き方・哲学を徹底考察!

雑記
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こんにちは、さとしです

今日は僕が大好きな漫画、寄生獣からその中でも

人気の高いキャラクターである「田村涼子」の生き様や考え方について

考察してみたいと思います!

寄生獣ってどんな漫画?

このサイトを見てる人にとっては不要な説明だと思いますが

突如飛来した寄生虫と人類、そして中間に位置する主人公を取り巻く環境を描いた物語

とでも言いましょうか。いや、もっと深くて面白いです。すみません。

今回、私が気になった田村玲子のセリフをピックアップしてみました。

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田村玲子の名言集

寄生生物と人間は1つの家族だ。我々は人間の「子供」なのだ

これは主人公の進一と最後に対峙した最初の時に発したセリフです

殺し合いを続けている種同士を家族と評価したその理由は何なのでしょう

今までのストーリーを通して起きた出来事でなく、人間の実生活からアプローチしようと思います

我々人類は、生き物を食べることでしか生存することができません。特に動物を食べることを

好む生物といえます。この漫画が産まれた当初はヴィーガン思想もそんなに広くはなかったでしょう。

しかし、一部にベジタリアンやビーガンがいるように、我々は動物を食べなくても生きていけることが

わかっています。しかし、食べることを辞める人はほとんどいません。今でも食料として多くの命を

工業的に奪い続けているのが人間です。

このような社会背景の中でも「すべての生き物は家族、宇宙船地球号」というキャッチフレーズは

なぜかしっくりきてしまいますよね。

このように考えると「寄生生物は家族じゃない」という方が不自然に思えます。

田村玲子は大きな意味で、「家族」をとらえていたのだと思えます。

なかなか気分がよかったぞ

死ぬ間際に、田村玲子が「大声で笑ってみた」感想を述べたものです

まず、田村玲子は人間という種族に対して、様々な解釈を持っていたと思われます

  • 食料
  • 家族
  • 寄生媒体
  • 研究対象(興味)

そんな中で、なぜこんなにも脆い種族が、集団になると強くなるのか、

自分以外のために、身を呈して守ろうとする行為など興味深い特性を持った

生き物であると思っているでしょう。

産んでみた子供を、食い殺さずに育てたり、マネして笑ってみたり

憧れともとれるような行動を見せてきました。

人間に対して特別な視点を持った田村玲子が食料としてでなく

本当に気分が良かったのかは分かりませんが、

笑ってみたかったというのが、答えなような気がしています

人間に歩み寄ろうとし続けた田村の最後のセリフとしては

とても感慨深く、納得してしまいます

「この種を食い殺せ」だ

これは我々がお肉を食べようと思う衝動を字面にしただけですね

生き延びるための本能を、田村は「命令」と表現しました

僕は神からのメッセージとは思っていません

あまりいじめるな

寄生生物は、人間に寄生できなければ社会的に溶け込むことができず

すぐに抹殺されてしまうでしょう(序盤に出てくる犬のように)

彼らのような特殊な生物が絶滅せずに生きるためには、

人間に寄生するしかありません。食べ物は、人間じゃないものを食べられる

としても、それは努力が必要(僕も焼き肉を辞められないのと一緒)

だから、いじめないでほしい。

僕はこのシーンでウルっと来てしまいました。。。

ミギーもこのセリフを聞いて考え込んでいるシーンが印象的です。

また一つ、疑問の答えが出た

これは寄生獣最大の謎の一つであるといえます。

これを想像する事こそが、この漫画のひとつの醍醐味でしょう。

一つの疑問が解けると、また次の疑問が湧いてくる。始まりを求め、終わりを求め、考えながら、ただずっと歩いていた。

寄生獣#18田村玲子のセリフから引用

この田村の姿勢を尊重しながら、想像しますが

田村自身がなぜ今まで子供を食べなかったのかが疑問だったのだと思えました。

悪い予感がすると分かっていながら、子供を取り返しに来た事も。

攻撃を受けている際、逃げずに進一へ近づいた事も。

母性と言えるかはわかりませんが、同種・異種に関わらず

他者への愛情をはじめて自分が持っていたのだと気づいたという

事なのかなと思えました。

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まとめ

書きながら泣いているさとしです。

田村玲子の生き方は、我々も大いに参考になるものですね。

寄生獣は我々に投げかけるテーマは、人間社会の「私」でなく

地球全体としての「私」として考えさせてくれます。

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