こんにちは、さとしです
最近の世界情勢のニュースで専門家が使う言葉
プロパガンダ
雰囲気だけわかってても、説明できませんよね?はい、ぼくも昨日までそうでした!
これを機に、いろんな人にマウントが取れちゃうくらいに使いこなせるようになりましょう
ではさっそくいきましょう!
プロパガンダの語源は?
ラテン語の「propagare(種をまく)」という言葉からできたとされています。カトリックを布教する際に「プロパガンダ」という言葉を使い、少し悪いニュアンスとして使われるようになりました
超短く、まとめてみた
都合の良い政治をするために国民に考え方を変えてもらうための宣伝(ステマ)活動
一生懸命分かりやすくしたつもりですが、伝わりますでしょうか?
わかりました、、いくつか例を挙げてみましょう
ロシアのプロパガンダ
プーチン政権は、ウクライナを侵攻しましたよね
隣の国を、許可なく侵略する行為を、ロシア国民は許しているのでしょうか?
いいえ違います、プーチン支持者は「侵略」じゃなく、「救出」くらいに考えているんです。
なぜ、あの戦争をそのように解釈しているのか?プーチン側のプロパガンダは
- ウクライナがナチス化している!危険だ!とメディアに言わせる
- TVやネットのメディアに「戦争」や「侵略」というワードを使わせない
- ロシア兵がウクライナ軍に攻撃されるシーンを意図的に流す
このようなことをやれば、ロシア側からみると「正義の戦い」に見えてくるのです
こちらはロシア大使館のツイートです
もちろん、国民の思想は一瞬では塗り替わりませんから、長く情報操作をしていく必要があります。
北朝鮮のプロパガンダ
社会主義の国ではこのようなことは一般的であり、北朝鮮の国営放送で
「我らが将軍がやってくださりました!」という表現に違和感を覚えることありますよね
日本のプロパガンダ
え、我々日本にも?と思うでしょうが、当然ありますし、ありました。
プロパガンダはステルスマーケティングっぽく、日常に溶け込んでいます
先の大戦で、多くの若い人たちが誇らしく戦争に向かうことがありました。
今では考えられないことだと思いますが、当時流行った軍靴の歌詞を見てみると
世界に誇る荒鷹の、翼のばせし幾星霜
輝く伝統受け継ぎて、 新たに興す大アジア
われらは皇軍 戦闘隊
加藤隼戦闘隊より歌詞引用
「なんてかっこいい生き様・・・」そういう考え方を国を挙げて植え付けたからです。
アメリカのプロパガンダ
昔、アメリカに国土をめちゃくちゃにされたのに、なぜ日本人はアメリカを好きでいられるのでしょうか?
時が流れたから・・・というだけでなく、反アメリカとならないように教育をされてきたからです。
アメリカンな映画スターにあこがれて、アメリカンな食事や衣服を買い漁りました。
結果、様々な消費活動がアメリカ化していきました
まとめ
もう皆さんおわかりですよね、プロパガンダ。
お国がメディアを使って、我々の常識を作ってきたのです。
「私独自の考え方」ではなく、その材料をお国が提供したり、止めたりしてきたのです。
日本では言論統制がないので、今となっては個人のリサーチ次第で様々な情報にアクセスできますから本当に自分のオリジナルな考え方を作り上げることができます。そんな人間に、ワタシモナリタイ。
それでは!
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